
はじめまして。
専業Webライターの松永紗和と申します。
Webライターって最近よく聞くけど、誰でもなれるの?

私は文章を書くのが好きだけど、Webライターに向いているかな?
この記事にたどり着いたあなたは、こんな風にWebライターに興味をもっているのではないでしょうか?
私は、つい先月まで会社員として働いていました。
つまり、Webライターになりたてほやほやなのです。
この記事では、ほやほやWebライターの私が「Webライターには誰でもなれるのか」「Webライターに向いている人・向いていない人はどんな人か」について解説します。
ほやほやWebライターだからこそ、ベテランWebライターの方とは違う捉え方もしているかもしれません。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
Webライターには誰でもなれる?専業Webライターが解説

日本語が使えてPCで文章が打てれば、Webライターには誰でもなれます。
ただ、誰でもなれるとは言っても、Webライターはどのような仕事をするのか、どのように仕事を始めればいいのかわからなければ、Webライターにはなれません。
はじめに、Webライターとはなにか、どのように始めるのかを簡単にご紹介します。
Webライターとは
Webライターとは、Webサイト上の記事や文章を書く人のことです。
働き方はさまざまで、企業などの組織に属して働いたり、フリーランスや個人事業主として働いたりするパターンがあります。
PCがあれば仕事ができるので、副業としても人気の職業になりました。
書く記事の文字数やジャンルはさまざまですが、SEOライティングのスキルが必要な案件が多いです。
どのような案件にも共通して言えるのは、記事や文章を最後まで読んでもらえるように書く必要があることです。
Web上の記事は本や新聞などの紙媒体と違い、無料で気軽に読めます。
そのため、読者はサッと見て「欲しい情報がないな」と思ったら、途中で読むのをやめてしまいます。
最後まで読んでもらえるようにするためには、読者に必要な情報はなにか、どうすれば読みやすいのかと考えながら書く必要があるのです。
Webライターの始め方
Webライターの主な始め方は簡単4ステップです。
- 決意する
- 勉強する
- クラウドソーシング
- お仕事する
順番に見ていきましょう。
決意する
Webライターになるぞ!と決意します。

思ったもん勝ち
一瞬でできます。
勉強する
文章の書き方やWebライティングでの稼ぎ方について、本を読んで学びましょう。
文章の書き方を学ぶのにおすすめの本は、「沈黙のWebライティング」です。
ほとんどのWebライターが「最初に読むならコレ!」と勧めるほどの1冊です。

内容がストーリー仕立てになっていて、Webライティングを楽しく学べます!
Webライティングでの稼ぎ方を学ぶのにオススメの本は、「1年以内に月収20万を達成する」です。
この本は、短期間にWebライターで月収20万円を達成する方法を学ぶ本ではありません。
1年かけて、ゆったりと無理なく、月収20万円を達成するための考え方やノウハウが詰まった本です。
Twitterを見ていると、「初月から〇万円稼いだ!」とか、「初月で何本執筆した!」なんて流れてきて、諦めてしまっていませんか?

ああ、私にはWebライターは無理だな
その気持ち、わかります。
ですが、この本を読めば、自分のペースで頑張ればいいんだと考え方が変わります。
Twitterのすごい人たちとは別のペースで、ゆっくり月収20万円を目指せばいいと思えるようになります。
プロセスも分かりやすかったので、超おすすめです。
KindleUnlimitedに入会している人は無料でダウンロードできますので、ぜひ読んでみてくださいね。


WordPressでブログを運営するのもオススメです。
WordPressでブログを運営すると、Webライターの仕事をする際の強みになります。
Webライターの仕事では、直接WordPressに記事を書くことも多いです。
そのため、WordPressが使える人は積極的に採用といった案件もあります。
ちなみに私は、Webライターになりたいと思う前から、WordPressでブログを書いていました。
Webライターになった今、WordPressのスキルが役に立っていると実感しています。
クラウドソーシングサイトに登録
クラウドソーシングサイトに登録します。
クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したい人と仕事をしたい人を結びつけるマッチングサイトのようなものです。
クラウドワークスやランサーズが有名です。
私が登録しているのは、クラウドワークスです。
両方に登録していないのは、別にどちらが良い・悪いの話ではありません。
以前、お小遣い稼ぎのためにクラウドワークスに登録したことがあって、そのアカウントをそのまま使っているだけです(笑)。
より多くの中から案件を探したい人は、クラウドワークスとランサーズの両方に登録しておくことをオススメします。
お仕事する
Webライティングの案件に応募して、採用されたらお仕事開始です!
依頼主であるクライアントから、どのような記事を書くのが指示やアドバイスを受けながら、記事を書いて行きます。
最終的に、クライアントがOKしてくれる記事を書ければ、そこでお仕事達成です。
Webライターは誰でもなれる!

Webライターをやると決めて、実際に行動を起こせれば、誰でもWebライターになれます。
とはいえ、いきなりWebライターになる決意を固めるのも難しいですよね。
そこで、私が会社員を辞めてWebライターになろうと思った背景と、実際にWebライターになって分かった「Webライターに向いている人・向いていない人」の特徴をご紹介します。
私がWebライターになった背景
私がWebライターになったのは、文章を書くのがとにかく楽しくて、それを仕事にできたら最高だと思ったからです。
私は元々文章を書くことが好きでした。
子どもの頃から本をよく読んでいましたが、読むだけでは飽き足らず、自分で物語を創作していました。

なお、完結した作品はほとんどなかったそうな
大学生になっても文章を書くことは好きでした。
しかし、それを仕事にしようとは思いませんでした。
当時の私にとって、「文章を書く仕事」は、雑誌の編集者のようなイメージでした。
でも、雑誌の編集者って競争率が高いんですよね。だから、別の道を考えていました。

要はやる前から諦めてるのですね。
まったく最近の若者は…
就活の時、私は興味のあった公務員試験を受けました。
人生で1番勉強をしましたが、最終試験で落ちました。無念。
他には特にやりたいこともなく、結局一般企業の事務系総合職として働くことになりました。
待遇も良く、優しい人も多かったので、恵まれた環境にいたと思います。
しかし、だんだんと残業が多くなってきて、仕事に対してあまりやりがいを感じられなくなってきました。
5年働いたある日、転職しよう!と思い立ったのです。
ここでも、文章を書く仕事に就くという選択肢はありませんでした。
考えていたのは、「本が好きだから司書として働こう!」ということでした。
退職希望を伝えましたがすぐに退職はできず、交渉の末7か月後の退職で決着がつきました。
退職までの長いカウントダウンが始まった時、たまたまリベ大の動画を見てブログで収益を出している人がいることを知りました。
私の中でブログと言えばAmebaブログやDecologでした。
ですが、リベ大の動画によると、WordPressとやらを使ってブログを書くらしいのです。

とても楽しそうだ、やってみよう!
私はブログを始めました。
趣味の要素もありましたが、上手くいって収益が発生すればブログ運営を仕事にできるかもしれない…。
念願の、文章を書くお仕事!
そんな夢を抱いていました。
しかし、実際にやってみると、開設後7か月経っても、なかなか収益ができません。
無念。
ですが、ブログを始めたことで改めて文章を書くことの楽しさを実感しました。
「何とか文章を書く仕事をできないか」と考えていた時、TwitterのタイムラインでWebライターをやる人が増えてきたことに気づきました。

私もやってみたい!
ですが、仕事やらプライベートやらで忙しく、副業では時間が取れなさそうでした。
やばければ、正社員の仕事を探せばいいか!
そんな気持ちで専業Webライターになることを決意し、退職後すぐにWebライターの仕事を始めました。

結構、ノリって大事なんです。(笑)
向き不向きはある
決意さえすれば、誰でもすんなりWebライターになれます。
ですが、Webライターに向いている人もいれば、向いていない人もいます。
Webライターには月30万円以上稼いでいる人や、楽しく働いている人が多くいます。向いている人にとっては、まさに天職です。
しかし、向いていないのに無理してWebライターを続けても、ストレスになります。
ですから、Webライターを始める前に、向いている人と向いていない人の特徴を知ることが重要です。
そこで、実際に私がWebライターとして働き始めて感じた、Webライターに向いている人、向いていない人の特徴をご紹介します。
Webライターに向いている人の特徴5選

Webライターに向いている人の特徴を紹介します。次の5点です。
- 好きな時間に好きな場所で働きたい人
- 文章を読むのが好きな人
- 文章を書くのが好きな人
- フィードバックや修正箇所を素直に受け入れられる人
- 1人で作業をしたい人
一つずつ、解説します。
好きな時間に好きな場所で働きたい人
Webライターの仕事は、時間と場所に縛られません。
締め切りさえ守れば好きな時間に働けば良いし、PCとネット環境さえあればどこでも作業できます。

ちなみに、私は会社員時代も在宅の日がありました
ですが、勤務時間は守らないといけませんでした。
昼休みの時間になったらコンビニにお昼ご飯を買いに行くのですが、近所の専門学校の学生と時間が丸かぶりして、レジに15分待ちが日常茶飯事。
そして消えてゆく昼休み…。

休める時間が減るのって、苦痛ですよね。
でも、今は時間をずらせるので快適です!
文章を読むのが好きな人
文章を読むのが好きな人も、Webライターに向いています。
Webライターの仕事は、記事を書く前の情報収集が重要です。
正確な情報を集めるためには、たくさんのWebサイトや本、資料を読む必要があります。
また、マニュアルやレギュレーションが多いクライアントもいるので、きちんと指示を読み取る力も必要です。
私が受けた案件では、レギュレーション含めマニュアルがパワーポイント30枚分の案件がありました。
別途、使用してはいけない単語の一覧も…。
情報収集+膨大な量のマニュアルの読み込みが必要だったので、文章を読むのが好きじゃないとやってられないなと思いました(笑)
文章を書くのが好きな人
文章を書くのが好きな人にとって、Webライターはまさに天職です。
記事そのものだけではなく、クラウドソーシングサイトで応募する時にも「提案文」という自己PRのための文章を書く必要があります。
どうやったら採用されるのか。いかに自分を魅力的に見せるのか。
色々なことを考えながら文章を書かなければいけません。
ですが、文章を書くことが好きなら、提案文を書くのでさえ楽しめちゃいます。

私も、書く内容を真剣に考えつつ、楽しんで書いています!
フィードバックや修正箇所を素直に受け入れられる人
Webライターの仕事では、記事を書いた後にフィードバックがもらえたり、修正を依頼されたりすることが多くあります。
フィードバックで厳しいことを言われても、修正箇所が多くても、素直に受け入れることが大切です。
言われたことを理解して、次の記事執筆に活かせれば、めきめき文章力が身につきます。
私が仕事をした案件でも、フィードバックが細かく修正が多いクライアントがいました。
一生懸命書いたので、正直ショックを受けました。
でも、内容はきっちりしていて勉強になったと思っています。
1人で作業をしたい人
Webライターは1人で黙々と作業することが多く、1人で作業したい人に向いています。
私は会社員時代、仕事に集中している時に別の仕事をお願いされることがよくありました。
説明を聞くために自分の仕事を中断。
説明が終わった後、やっていた仕事に戻ると「どこまでやったっけ?」

仕方ないけどプチストレス
今は1人で仕事をしているので途中で話しかけられることもなく、仕事がしやすいです。
Webライターに向いていない人の特徴5選

次に、Webライターに向いていない人の特徴をご紹介します。
- 楽に稼ぎたい人
- PCでの作業が苦手な人
- タスク管理ができない人
- 切り替えができない人
- 質問するのが苦手な人
この5点です。
詳しく見ていきましょう。
楽に稼ぎたい人
楽に稼ぎたい人は、Webライターに向いていません。
Webライターは、決して楽に稼げる仕事ではないです。
コツコツと経験やスキルを積み、単価を上げていく仕事です。
ですから、初心者が初めからいきなり稼げるほど甘くありません。

私も初月は手取り2万円ほどの見込みです
PCでの作業が苦手な人
WebライターはPCを使って仕事をするので、PCでの作業が苦手な人にはつらいと思います。
記事を書くのによく指定されるのは、次のツールです。
- Word
- Googleドキュメント
- WordPress
- クライアントの専用ツール
これらの執筆方法に、柔軟に対応できないといけません。

私も、上のすべてのツールを経験しました!
タスク管理ができない人
優先すべき仕事(タスク)を自分で管理できない人も、Webライターには向いていません。
Webライターを始めると、複数の案件を同時進行することもあります。
締め切りを管理しておかないと、納期までに記事を書けなくなります。
納期に遅れると、クライアントからの信用を失いかねません。
私は初心者のくせに5つの案件を同時進行している時がありました。
その時は、記事の優先順位を見失わないようにエクセルでタスク管理をしました。
絶対、納期に遅れないようにするためですね。

もちろん今もタスク管理はしています!
切り替えができない人
仕事のオン・オフが切り替えられない人も、Webライターには向いていないかもしれません。
Webライターの仕事は在宅で行うことがほとんどです。
ずるずる仕事をしてしまうと、どんどん効率が落ちてしまいます。
休む時は休む。働く時は働く。
このメリハリをつけられないと、Webライターの仕事に限界を感じてしまうかもしれません。
質問するのが苦手な人
質問するのが苦手なのも、Webライターにとっては致命的な弱点になります。
というのも、Webライターの仕事は、チャットでのやりとりが多く、どうしても指示内容が分かりにくい時があります。
質問するのが恥ずかしいからといって、自分で勝手に判断して進めて、いざ納品したものの全部やり直し…。
こんなことになると、自分もしんどいですし、何よりクライアントに迷惑がかかります。
わからない時には素直に質問することが、Webライターにとっては重要です。
私も、質問の大切さを感じた経験があります。
テストライティングの時、同じマニュアルが2つ、メッセージに添付されていたことがありました。
最初は「間違って2つ付けちゃったんだな」と思っていました。
ですが、後でふと気づきました。

もしかして一方は別のファイルを添付するつもりだったのでは…?
すぐに、質問してみました。
すると案の定、間違えて同じマニュアルを2つ送っていたとのことでした。
この時のテストライティングには無事合格し、継続してお仕事をいただいています。
もしこの時質問していなかったら、認識違いでテストライティングに落ちていたかもしれないのです。
恐ろしいですね。
あなたがWebライターに向いているなら、一緒に頑張ろう!

Webライターは、決意すればすぐに始めることができる仕事です。
実際、私もそうでした。
ですが、向いている人と向いていない人がいるのも事実です。
もし、自分が向いていないのにWebライターになってしまったら、元も子もありません。
私は、専業のWebライターになってからまだ1か月も経っていません。
ですが、すでに悔しい思いを何回もしています。
釣り案件に引っかかったり、仕事欲しさに報酬ゼロのテストライティングを受けて結局採用されなかったり。
決して、Webライターが簡単な仕事とは思えません。
でも、「非常に分かりやすく丁寧な記事を書いていただける」と評価をいただいたり、倍率20倍くらいの人気案件に継続で採用されたりと、とっても嬉しいこともありました。
何より、自分の好きな「文章を書く」ことを仕事にできて、毎日生き生きとしています。
この記事を読んであなたがWebライターに向いていると感じたら、ぜひ一緒に頑張ってみませんか。