どうも、みなさん。

副業ライターのもってぃです
なかなか文字単価が上がらない!
スキルが身につく感じがしない…

そもそも案件がもらえない
実際にWebライターを始めてみたもの、こんな悩みを抱えていませんか?
Webライターは誰でも簡単になれるもの。
しかし、案件を安定して受けたり、文字単価を上げたりするためには、避けて通れないのが自分のスキルアップや資格取得です。
でも、Webライターのスキルや資格って、なかなか目に見えるものがないんですよね。

そう思ってるアナタ!
勘違いだよ!
あります、Webライターの資格。
しかも、場合によっては無料で受験できちゃいます。
それが、クラウドワークスが実施している「WEBライター検定」です。
今回の記事では、Webライターとしてのスキルアップや資格取得のため、Webライター検定とはなにか、受験までの流れや合格のコツなどを紹介していこうと思います。
3段階ある検定の内、今回は最も簡単な3級を中心にご紹介します。
WEBライター検定とは?

WEBライター検定とは、クラウドソーシングサービスのクラウドワークスが実施しているWebライター向けの試験です。
Web事業のコンサルやコンテンツ制作を手がける株式会社グリーゼが監修しています。
3~1級があり、3級が最も簡単な検定です。
Webライター検定の概要
Webライター検定は3~1級があり、級ごとに出題内容や形式が変わります。
簡単に、それぞれの級について概要をまとめました。
級 | 受験料 | レベル | 出題形式 |
---|---|---|---|
3級 | 無料 | ライティングの基礎的な知識を証明 | 選択(マーク)式 |
2級 | 税込み1万円 | 構成案に基づいて、読み手の心を動かす文章を作成できる | 記述式 |
1級 | 同2万5千円 | 構成案の作成も含めた高品質な記事作成スキルを証明 | 記述式 |
3級は無料で受けられる上、選択式の出題なので非常に手軽に受けられます。
一方、2級と1級は受験料がかかり、実際に与えられた課題を元にライティングをする試験です。
Webライター検定3級とは
WEBライター検定3級は、検定の中でも入門的な位置づけになっています。
入門的な位置づけとは言っても、難易度はかなり高めです。
クラウドワークスによると、合格率は5%。
対策をせずに受けるような人がいるとしても、かなりの難易度だと言えます。
受験をする場合は、クラウドワークスが用意している27本、約3時間分の動画を見る必要があります。
結構なボリュームがありますから、しっかりと勉強しなければいけません。
Webライター検定のメリット

では、WEBライター検定のメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
主なメリットは、次の3点です。
- 3級は無料
- 資格としてアピールできる
- 読みやすい/分かりやすい文章の書き方が分かる
それぞれについて、詳しくご説明します。
3級は無料
3級の受験料は、無料です。
しかも、オンラインで受験できるため、経費がかかることはほとんどありません。
落ちても14日後に再受験ができるので、ノーリスクです。
資格としてアピールできる
合格すれば、クラウドワークス内のプロフィールに、WEBライター検定3級合格者であることが明記されるようになります。
クラウドワークスの資格ではありますが、他のクラウドソーシングのプロフィールや自分のポートフォリオに書き込むことで、自分のスキルのアピールができます。
Webライターをするにあたって、自身の強みを明確に持っておくことは大事です。
仮に強みと言えるような実績や経験がないなら、作るべきです。
せっかく無料で受けられるんですから、合格を狙っていきましょう。
また、資格はWebライターの単価を上げていくのにも役立ちます。
クライアントにアピールするような資格を持っていない人は、ぜひチャレンジしてみましょう。
Webライターとして活動していくなら、報酬の基本となる考え方「単価」についての理解を深めることが重要です。
単価について自信のない方は、コチラの記事も合わせて読んでください。
読みやすい/分かりやすい文章の書き方が分かる
WEBライター検定3級に向けた勉強の中で、クラウドワークスが用意した、Webライティングに関する動画を見ることになります。
その数、27本。時間にして、約3時間分です。
これらの動画では、大きく次の3点について解説されます。
- 正しい文の書き方
- 読みやすい文の書き方
- 分かりやすい文の書き方
日本語の使い方に関する基本的な解説から、実践的な書き換え問題の解説もあります。
「なんとなく」文章を書いている人は、「え?みんなこんな細かいこと考えているの?」と驚くことでしょう。
読みやすい文章、分かりやすい文章が書けているのか自信が無い人は、チャンスです。
今後、文章でお金を稼ぐなら、しっかりと体系だった知識を身につけましょう。
WEBライター検定のデメリット

もちろん、WEBライター検定もメリットばかりではありません。
次のようなデメリットもあります。
- 勉強に時間がかかる
- 受かったから仕事が来る訳ではない
- 2級以上は有料
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
勉強に時間がかかる
WEBライター検定受検のための勉強に時間がかかります。
最もランクの低い3級ですら、倍速で動画を見ても1時間半超。
自信や前提知識がない人はもっと時間をかけて見たり、繰り返し見たりする必要があります。
また、場合によっては参考書として本を読む必要もあります。
決して楽に合格できる資格ではありません。
注意しておきましょう。
受かったら仕事が来るわけではない
受かったら即案件が来る!なんて都合の良いこともありません。

3級合格後にスカウトなんて来ませんでした…
WEBライター検定は、あくまでもアナタの実力やスキルを示すものです。
それを、自分の長所や実績としてアピールして初めて案件の獲得につながります。
あくまでもプロフィールに書ける資格を取得したり、自分のスキルを上げたりするのが目的であることは忘れないようにしましょう。
2級以上は有料
今回の記事では3級をメインにご紹介するので、あまり関係ないかもしれません。
3級は無料で受けられる一方、2級、1級はどちらも有料です。
2級は税込み1万円、1級は税込み2万5千円と、いずれもそこそこの値段がします。
自己投資と思えば決して高い訳ではありませんが、初心者の段階でいきなりここまでお金をかけるのは気が引けるでしょう。
基礎知識を学ぶという意味でも、無料の3級から始めるようにすれば問題ありません。
Webライター検定の受検方法

WEBライター検定の受験方法についてご紹介します。
まず、大前提としてクラウドワークスに登録しておく必要があります。
もし、登録していない人は先に登録を済ませてください。
その後、クラウドワークス内のプロフィールページ内から受験ページに飛ぶことができます。
少々分かりにくかったので、スライドショーを用意しました。
これを見ながら、受験ページに行ってみてください。
WEBライター検定の受検対策

それでは、今回は私も実際に受けたWEBライター検定3級について受験対策を解説していきます。
基本は動画視聴
まず、受験対策の基本は動画視聴です。
YouTubeで限定公開されている27本計約3時間分の講義動画を見ることになります。
「俺、国語得意だから見なくても大丈夫だよ」って人。
甘いです。
それ、普通に落ちます。
- 一文一義
- 能動態・受動態
- 短文・重文・複文
- 二重否定
今上げた言葉が一つでも分からないようなら、動画を見ましょう。
このような言葉について理解し、実際の例文を見て「これは二重否定の文だな」「一文一義になってるな」と判断できるようになっていないと、合格はできません。
ノートやメモを取りながら見よう
- 一文一義
- 能動態・受動態
- 短文・重文・複文
- 二重否定
このような、ハイレベルな高校クラスの文法知識を問われるのがWEBライター検定3級です。
実際受けてみてわかりましたが、合格率5%というのも納得の難易度でした。
一つのキーワードに対して3分から10分程度の動画があり、それぞれがかなりの情報量です。
国語の知識に自信がない人は、動画を見ながら、しっかりノートやメモを取るようにしましょう。
分からない言葉が出たら調べよう
クラウドワークスが用意している動画は、一定以上の国語的知識がある人が対象になっています。
「主語・述語」「修飾語」といった言葉が分からなければ、そもそも動画の内容を正確に理解することが難しいです。
何となく動画を理解するだけでは、試験の問題に太刀打ちできません。
分からない単語が出てきたら、ネットや本で納得がいくまで調べるようにしましょう。
時間はよりかかりますが、身につくスキルや知識にはその努力をするだけの価値があります。
参考になる書籍
WEBライター検定の受験で、役立つ本をご紹介します。
まず、そもそも文法に自信がない方はこちら。
中学生向けの参考書ですが、大人の学び直しにぴったりな本です。

塾講師の経験がある私が見ても、良い参考書だよ!
中学生向けとあなどらず、自信のない人は手元に置いておくといいかも!
もう少し、Webライティングに即した知識が欲しい方はこちら。

本自体、実際のWebコンテンツと同じく横書きで書かれています。
具体的に学びたい部分はコラムとしてまとまっているので、Webライター初心者にはぴったりの一冊です。
WEBライター検定後でも役立つ一冊はこちら。


報道機関の共同通信社が出している本だよ!
これは読み物と言うよりも、ガイドラインに近い本です。
漢字やひらがなの使い分け、送り仮名、同音異義語。
こういった日本語のややこしい問題に直面した時、この本を引っ張り出せば大体は解決します。

私が仕事をするときも、この本はそばに置いてるよ
WEBライター検定3級を受けてみた!

では、実際に私がWEBライター検定3級を受けた時の体験談をご紹介しましょう。
私が受けたのは、2021年12月25日、クリスマス。
仕事の日だったんですが、ぽっかりと午後3時から夕方ごろまでの時間が空いてしまったんですね。
そこで、ふと思い立って、即日合格を目指して勉強を開始しました。
動画視聴は2倍速
夕方までの合格が目標だったので、動画はすべて2倍速で見ました。
元々、動画に出演されてる講師の方がゆっくり話してくれているので、2倍速でも問題なく視聴できます。
オリジナルの速度で視聴すると、それだけで3時間以上かかってしまいます。
もし、限られた時間の中で勉強する人は、倍速での視聴も検討しましょう。
PCのメモ帳で要素を書き出す
27本ある動画のうちの2本目で、「あ、これはメモとらないとダメなやつだ」と悟りました。
そこで、PCのメモ帳でメモをとりながら視聴することにしました。
PCの半分を動画、半分をメモ帳にして、動画のポイントをメモ帳に打ち込んでいきました。
祝!合格
約1時間半の動画視聴後、10分ほどでメモ帳を読み返し、いざ本番。
50問の選択式問題を解いていきます。
文章構造の理解を問う問題や、文の正誤を見極めるような問題もあり、思ったよりも時間がかかりました。
回答にかかったのは、約20分。
最後に回答ボタンを押したら、次のような画面が表示されました。


ありがとうございます!
無事、目標時間内に合格することができました。
ただ、自分で言うのもなんですが、この勉強法は他人にはおすすめできません。
そもそも、私は本業が新聞記者なので、スタートラインが違います。
元々文章に関係する知識もあれば、ライティングのスキルもあります。

余裕を持って受けることができた訳だね!
余裕を持てた分、検定の問題内容や構成について冷静に分析しながら受けることができました。
そこで、私が見つけた合格へのポイントについてもご紹介しようと思います。
WEBライター検定合格のポイント

私がWEBライター検定を受けている時に、「ここでつまづく人は多いだろうな・・・」と感じた点が3点あります。
- 問題文をよく読もう
- 問題傾向をつかもう
- 基礎知識が不可欠
では、それぞれについて詳しくご説明します。
問題文をよく読もう
まず、実際の受験時には問題文をよく読むようにしてください。
- 適切なものを選びなさい
- 適切ではないものを選びなさい
50の設問では、上2つの選択肢が頻繁に入れ替わって出てきます。
このせいで、「何となく」問題文を読んでしまうと、間違った選択肢を選ぶことになってしまいます。
普段はできていても、検定のようにプレッシャーがかかる中だと問題を冷静に読めない人は多々います。
時間制限がある訳ではないので、気を落ち着けた上で問題に当たるようにしましょう。
問題傾向をつかんで、動画を見直そう
初回で落ちてしまった人向けのアドバイスです。
一度受けると、問題の多くが動画の内容から出題されていることが分かると思います。
「え?そんな所から出るの?」という問題が何問もありました。
私も、真剣に見てなかった部分からの出題があり、かなり焦りました。
残念ながら落ちてしまった場合は、気持ちを切り替えた上で、動画のどのような部分が問題に出ていたのかを整理しましょう。
その上で、もう一度動画を見直せば、合格にぐっと近づくと思います。
可能なら本を読もう
受験の大前提になりますが、国語や文章についての基礎知識は不可欠です。
もし、動画に出てくる用語のほとんどが分からないようなら、それは基礎知識が完全に不足しています。
この場合は、無理に受験を続けるのではなく、一度足を止めて、国文法を学び直しましょう。
国文法というのは、「国語の文法」のことです。
中学校で習う内容なので、大人でも細かい内容を忘れてしまっていることが多いです。
Webライターとして文章に触れ続けるなら、一度基礎を学び直すことは決して無駄にはなりません。
ちなみに、大人でもおすすめできる参考書はこちらです。
中学生向けの参考書ですが、大人が学び直しに使うにもぴったりな一冊です。
WEBライター検定に落ちると…?

Webライター検定3級に落ちても、14日後には再受験できます。
諦めずに再チャレンジしてみましょう。
でも、再チャレンジして落ちてしまう人もいます。
Webライターのたこぷーさんは、実際に2回目の受験でも落ちてしまいました。
たこぷーさんの失敗談は>>コチラ
ですが、WEBライター検定に落ちたからといって、仕事が受注できなくなる訳ではありません。
仮に落ちても、受験のために学んだことは、Webライターとして活動する中で役立ちます。

切り替えて、実績を積むことを目指そうね!
初心者にこそメリットだらけ!WEBライター検定を受けてみよう
WEBライター検定について紹介してきました。
記事の後半では難易度が高いことを強調してしまいました。
しかし、私は初心者こそ、この検定を受けるべきだと思います。
理由は3つ。
- ライティングに必要な基本的な知識や考え方が得られること。
- 大人になってから「なんとなく」で済ませがちな文章への向き合い方が変わること。
- 合格率5%の壁を越えれば、自信につながること。
いずれも、Webライターを始めたばかりの初心者が抱えがちな問題です。
WEBライター検定の受検で得られる資格はもちろん大事です。
しかし、それ以上に、受験のための学びの過程で手に入れられるものの方が大きいです。

私が、新聞記者として実務で身につけてきた知識が、きちんと体系づけて学べるようになっていたよ!
未経験者だろうが、初心者だろうが、文章を書いてお金をもらうからにはプロの自覚を持つ必要があります。
その自覚や責任感を得るためにも、文章に関するしっかりとした知識を身につけることが必要です。
まだ、自分の文章に自信が持てなかったり、良い文章が書けていない自覚があったりする人は、ぜひ一度受験してみましょう。
そして、自分の文章を一度見直してみてはいかがでしょうか。

もし疑問点があれば、気軽にコメントしてね!